【泌尿器系の病気は猫の宿命】症状と対策について解説

query_builder 2022/09/09
ブログ画像
泌尿器系の病気は、猫の宿命とも言われています。

しかし、その症状や対策など、「何をどうしてあげたら良いのか分からない」という、飼い主様も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、猫が特にかかりやすいと言われている泌尿器系の病気である、慢性腎臓病や尿路結石の症状、その対策について学んでいきましょう。

慢性腎臓病の症状と対策について

慢性腎臓病は老年期に入った猫のほとんどが発症する病気で、避けては通れないとすら言われています。しかし、その一方で早期発見、治療をすることで症状を抑えながら、生活の質を維持することもできます。

ここでは、慢性腎臓病について解説します。

慢性腎臓病とは?

慢性腎臓病は別名、慢性腎不全とも呼ばれる病気で、何らかの要因で腎臓の機能が上手く働いていない状態の事を指します。

腎臓は本来、体の中の老廃物や毒素を尿と一緒に排出させたり、水分量を調節する役割を持っていますが、この腎不全になるとそれが出来なくなり、毒素や老廃物がどんどん溜まっていってしまうのです。

慢性腎臓病は特に老年期に入った猫が発症しやすく、死亡率が高い病気として知られています。また治療の際には、死んだ細胞は元には戻らず完治する事はないため、病気の進行を遅らせたり、生活のクオリティ(QOL)を上げる事を重視します。

慢性腎臓病にかかった猫の余命はおよそ770日前後だと言われています。病気の度合いを示すステージ分類で見ると、ステージ2までが1150日程度、ステージ3の段階で778日程度、集中治療が必要なステージ4では100日程度であると言われています。

慢性腎臓病の主な症状

慢性腎臓病は、早期発見がとても難しい病気とされています。

理由は簡単で、症状が無い状態と言われるステージ1でも、生き残っている腎機能はおよそ33%、無症状か多飲多尿ぐらいしか見られないステージ2の段階ですでに25%しか腎機能が残っていないためです。

つまり、分かったときには既に多くの細胞が死んでいるということになります。

ここからはステージごとに症状や腎臓の状態を詳しく見ていきましょう。

・ステージ1
先程も言ったように症状がない状態です。しかし、尿検査や腎臓の形状を調べる検査をすると、何らかの異常を発見できる事もあります。

・ステージ2
慢性腎臓病の初期症状である多飲多尿が見られ始めます。腎機能が上手く働かないために尿に老廃物や毒素を濃縮できず、結果としてたくさん飲んでたくさん出すことしか出来なくなるのです。腎機能自体は25%程度しか生き残っていませんが、猫自体は元気である事が多く、また再生治療によって病気の進行を抑える効果が期待できる段階でもあります。

・ステージ3
ここから状態が悪くなります。体の中の老廃物が溜まる事で尿毒症を発症し、食欲の低下や吐き気、頭痛、むくみ、動悸や息切れをするようになります。この段階で、生き残っている腎機能は10%以下になり、治療は病気の進行を遅らせると共に、QOLの向上も重視する傾向に変わっていきます。

・ステージ4
尿毒症の進行により集中治療をしなければ生命維持が困難になります。この段階では、生き残っている腎機能は5%以下にまで落ちています。

つまり、快適な生活をしてもらうためには、最低でもステージ2、多飲多尿が見られた段階で慢性腎臓病を疑う必要があるということです。

慢性腎臓病の対策

猫の祖先は元々砂漠で生まれた一族であり、数少ない水で生きていく必要がありました。そのため、腎臓にかかる負荷も相当なもので、腎臓病にもかかりやすかったのだと言われています。実際、現在の猫も高齢期に入るとほぼ腎臓の機能が低下することは避けられません。

そのため、私たちができる事は腎臓病にならないようにする予防ではなく、【腎臓病の早期発見】【腎臓病のステージ進行を遅らせる】事が重要になってきます。

 

年齢ごとに適切な食事とこまめな水分補給を欠かさないようにしましょう。腎臓病の疑いが出た時点で獣医師の判断のもと、腎臓への負担が大きいタンパク質とリンを制限した食事へとシフトしていきます。

特に先述したような環境で暮らしているため、猫はあまり水を摂取したがりません。新鮮な水を常に用意し、食事ではウェットフードも一緒に摂取できるようにするなど、様々な対策を施しましょう。

尿路結石の症状と対策について

尿路結石は【出産の次に痛い】と言われるほど、激痛の病気で知られています。そんな尿路結石は、オス猫がかかりやすい病気としても知られています。

ここでは、尿路結石について解説します。

尿路結石とは?

尿路結石とはその名の通り、尿路……。つまり腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができている状態のことです。その性質上、特に尿道が長いオス猫が尿路結石になりやすいと言われていますが、メス猫も尿路結石になることがあるため、油断はできません。

結石の成分はいくつか種類があるのですが、猫の場合は療法食で溶かせるストラバイト、療法食で溶かせないシュウ酸カルシウムがほとんどです。

尿路結石はごく小さな結晶程度であればそのまま尿に流れていきます。しかし、それが大きくなると話は別。大きな物だと小さな砂ぐらいにまでなり、尿道を塞いでしまいます。

尿道を塞ぐということは、物理的に尿をせき止めてしまうということであり、このような状態を尿道閉塞と言います。尿道閉塞になってしまうと、膀胱が破裂したり、腎不全の原因になるなど大変危険な状態です。命にも関わることなので、普段からの予防と早期発見が大切になってきます。

尿路結石の主な症状

尿路結石は尿道に結石ができるため、症状やサインは基本的に尿が中心となってきます。トイレの回数が増えたのにも関わらず尿の量が少ない、トイレでうずくまって痛そうにしている、血尿が出る、粗相が多いなどの場合は尿路結石の可能性が高いです。

もっと確実なのは尿がキラキラ光っている状態ならば、ほぼ間違いなく結石ができているでしょう。結石が大きくなると、食欲不振やお腹を触られるのを避けるなどの症状が現れ、1日ずっと尿を出していない場合は尿道がせき止められ、尿毒症にかかっている可能性があります。

尿毒症から3日程度経過すると命に関わるほどの事態になってしまいますので、もし結石の疑いがある場合は、早急に動物病院で受診してもらいましょう。

尿路結石の対策

尿路結石がなぜ危ないかというと、目に見えるほど大きな結石が尿をせき止めてしまう可能性があるためです。言い換えれば、ちゃんと尿を排出できていれば、例え結石が出来たとしても、小さな石の状態なので尿と一緒に流せます。

また、尿路結石は一度発症すると再発率は高いため、普段からの予防が重要です。

 

 

具体的な対策としては、バランスの良い食生活、水分補給、適度な運動を意識させることで十分な予防になります。

では、食事、水分補給、運動についてもう少し詳しく解説します。

・食事
結石は栄養の偏りによって起きます。ミネラルバランスを考慮し、尿のpHをコントロールできるキャットフードを選びましょう。

・水分補給、
常に新鮮な水を入れたボウルを猫の通り道に複数配置し、気が向いたときに飲めるようにしておくとベストです。

・運動
肥満によって尿道が圧迫されることがあります。尿道が圧迫されると、小さな結石でも尿道を塞いでしまうため、適度な運動で肥満にならないように体型を維持しましょう。

愛猫のために、泌尿器系の病気対策をしよう!


猫は水をあまり飲みたがらないため、泌尿器系の病気に非常にかかりやすいです。

飼い主様がいくら食事や運動に気を使ったとしても、年齢などが要因になって、病気になることも十分に考えられます。

大切なのは、病気の予防対策をしっかりすることに加え、【常に病気を疑う】ということです。早期発見は、まず疑うことから始まります。

特に秋の場合は、気温の変化によって喉の乾きを実感しにくく、いつも以上に水を飲もうとしません。ウェットフードに替えたり、猫が気に入るお皿を探したり、猫のためにできる事をしっかりしていきましょう!

----------------------------------------------------------------------

福島訪問ペット火葬 ペットメモリアル郡山

住所:福島県郡山市安積4丁目203-3

TEL:0120-57-4307

----------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------

福島訪問ペット火葬 ペットメモリアル郡山

住所:福島県郡山市安積4丁目203-3

TEL:0120-57-4307

----------------------------------------------------------------------

NEW

  • 心温まるハリネズミの...

    query_builder 2026/10/13
    ハリネズミの火葬を通して、大切なペットへの最後...
    ハリネズミの火葬を通して、大切な...
  • 大切なうさぎを送り出...

    query_builder 2026/09/21
    うさぎは多くの家庭で愛されるペットとして人気が...
    うさぎは多くの家庭で愛されるペッ...
  • 猫の突然死を知る:急...

    query_builder 2026/10/24
    猫は私たちにとってかけがえのない存在であり、癒...
    猫は私たちにとってかけがえのない...
  • 愛する高齢うさぎとの...

    query_builder 2026/10/23
    愛する動物との生活は、私たちにとってかけがえの...
    愛する動物との生活は、私たちにと...
  • ペットの愛を形に:遺...

    query_builder 2026/10/22
    愛するペットとの別れは、瞬間的な悲しみや空虚感...
    愛するペットとの別れは、瞬間的な...

CATEGORY

ARCHIVE

TAG