安らかに眠れるよう、
飼い主としてありがとうの気持ちを込めて
最期のお別れセレモニーを執り行ってください。
遺体を放置しておくと、前・後肢がつっぱったまま硬直してしまい、棺に収まらなくなる可能性があります。ペットがなくなられたら、前・後肢を胸の方へやさしく折り曲げてあげてください。
お湯で湿らせた布などで、頭部、顔そして全身をやさしく拭き取ります。ご遺体から体液が滲み出す場合がありますので、あらかじめシートを敷いて、口や肛門周辺をガーゼで拭き取ってください。暑い季節は遺体の痛みが早い為、保冷剤をタオルにくるんで腹のあたりにあたるように一緒に入れます。納棺後、バスタオルはビニール袋に入れ処分してください。
棺にご遺体を納棺してあげます。生前愛用していた物を一緒に入れてあげましょう。遺体を準備して仏花、ローソク、御香や線香を焚いてあげます。お水と好物もお供えしましょう。遺体は、生前眠っていたときのように安らかな姿にしてあげてください。せめて一夜は見守ってあげたいものです。